2006年 01月 25日
中道左派路線の維持か保守政治への転換かを決めるカナダ下院(308議席)総選挙の投開票が23日行われた。開票結果は東部標準時の同日午後10時(日本時間24日正午)から順次発表され、カナダ放送協会(CBC)は、野党保守党が与党自由党を抑え勝利したと伝えた。 保守党のハーパー党首が自由党のマーティン首相に代わり首相に就任し12年ぶりに保守政権が誕生することになるが、少数与党にとどまった。 自由党政権は米国のイラク戦争派兵要請を拒否するなど対米独自外交を続け、内政でも同性結婚を認めるなどリベラルで知られたが、今後、対米協調、保守化路線が進むことになるとみられる。 午後11時(日本時間24日午後1時)現在で選挙管理委員会が発表した開票結果(速報)によると、各党の獲得議席数は保守党122、自由党103、ケベック連合50、新民主党31、無所属1。 保守党は、政権腐敗対策に加え、減税、育児政策充実、犯罪抑止、医療制度改革の5分野を中心に政策を訴え、自由党の長期政権に不信感を抱き始めていた有権者の支持を獲得した。 自由党は、ハーパー党首を「右翼」と攻撃。カナダが右旋回する危険性を警告したが、国民の支持獲得に難航した。(共同) (01/24 14:07) カナダに12年ぶり保守政権 対米協調路線へ
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| 2006-01-25 03:02
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