2005年 12月 07日

野中証言は偽証か、「見舞った」親せきは入院せず

 日本歯科医師会(日歯)側から自民党旧橋本派への1億円ヤミ献金事件で、政治資金規正法違反の罪に問われた村岡兼造元官房長官(74)の第24回公判が25日、東京地裁で開かれた。


 先月、出廷した野中広務・元自民党幹事長(80)の「1億円授受の会合には出席せず、愛知県内の病院に義理の姉の見舞いに行った」との証言について、検察側が提出した捜査結果で、野中元幹事長が挙げた病院には当時、親せきが入院していなかったことが明らかになった。野中元幹事長の“アリバイ”証言が虚偽だった可能性が高まった。

 野中元幹事長は、先月24日の証言で、1億円の授受があった2001年7月2日夜には、「赤坂の別の料亭で別の会合に出た後、新幹線で名古屋に移動した」と主張。利用した「のぞみ」の発車時刻や病院の名前、移動経路などを具体的に挙げて、授受の場に同席したことを全面否定した。

 これに対し、この日証拠採用された捜査報告書などによると、野中元幹事長が訪ねた可能性があるとして法廷で名前を挙げた二つの病院は、それぞれ「該当患者は1995年以降、入通院の記録がない」「照会された患者はいない」と検察に回答したという。また、当時の時刻表には該当する「のぞみ」もなかった。

(2005年11月25日23時3分 読売新聞)
野中証言は偽証か、「見舞った」親せきは入院せず
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by thinkpod | 2005-12-07 02:28 | 政治経済


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