2005年 11月 15日

韓国に「嫁入り」した日本女性たち

韓国のNHKにあたるKBS(韓国放送公社)のテレビ番組に「全国歌自慢」というのが
ある。NHKの「のど自慢」をモデルにしたもので、こちらも毎週日曜日の昼食時にやっ
ている。相当の長寿番組である。

 日曜ということもあって韓国における筆者のお好み番組の一つだが、この「全国歌自
慢」に近年、地方在住の日本女性がよく登場する。
 「韓国のあんな田舎に日本女性がなぜ?」と不思議に思っていたら、そのうち事情が
分かった。統一教会のいわゆる集団結婚式などで韓国に「嫁入り」した日本女性た
ちだった。

彼女らは南部の島嶼(とうしょ)から山奥にまで住んでいる。たまたま地方にいて彼女ら
と接触したことのある人類学研究の日本人研究者の話によると、田舎では「日本の嫁」
が人気で、日本女性を嫁にしようとその宗教に入った男性もいるという。
ところで韓国に日本人は何人くらい住んでいるのだろう。旅行者を除く居住者だが、ソ
ウルの日本大使館によると現在、韓国全体で約一万七千人となっている。

ところが一九九〇年はわずか五千八百人だった。十年そこそこで三倍に増えたことに
なる。この急増の原因が彼女ら宗教団体の日本人女性というのだ(日本大使館筋)。
年によっては千人、二千人単位で日本女性が韓国の地方に住みつき現在にいたるという。

そういえばソウル近郊であったことだが昨年、教科書問題で韓国に反日感情が高まっ
ていたとき、「日本女性の集まり」だとして韓国民に謝罪する風景が韓国マスコミで紹介さ
れた。この時も不思議に思ったのだが、やはり統一教会系の日本女性たちだった。

産経新聞 「日韓新考」 (2002年)
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by thinkpod | 2005-11-15 01:25 | 半島


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