reference archives

hogetest.exblog.jp
ブログトップ
2005年 10月 28日

政府系金融統廃合:小泉首相、抵抗の財務、経産省を批判

 「改革への抵抗だ」−−。政府系8金融機関の統廃合を議論した27日の政府の経済財政諮問会議で、小泉純一郎首相は、財務、経済産業両省を抵抗勢力と名指しし、激しい口調で批判した。政府系金融機関のトップらとの面談に基づいて民間メンバーが提出した意見書に対し、谷垣禎一財務相と中川昭一経産相が反論したことを受け、怒りをあらわにした。首相は両相に対案の提出を求め、「官僚に引きずられないようしっかりやれ」とくぎを刺した。官僚機構を抵抗勢力と位置づけ、閣僚に「抵抗勢力にくみするのか改革側につくのか」を迫った形で、政府系金融機関統廃合の流れは決定的になった。
 民間メンバーは吉川洋・東大大学院教授、本間正明・大阪大大学院教授、奥田碩トヨタ自動車会長、牛尾治朗・ウシオ電機会長。4日間にわたり、外部有識者3人と、政府系金融8機関に経営状況などについて質問。そのやり取りを受け、27日の諮問会議に意見書を提出した。
 意見書は、個人向けの教育費や、中小企業組合向け、都市開発などの大規模プロジェクト向け、地方公共団体向け、などの融資について「撤退すべきだ」と指摘。政府系金融機関への天下り廃止も求めた。
 これに対し、国民生活金融公庫や日本政策投資銀行を所管する谷垣財務相は「教育や地域・都市再生への融資は必要。天下りは政府全体の問題として取り上げるべきでは」と疑問を示した。中小企業金融公庫を所管する中川経産相も「中小企業金融の一部には必要論がある」と主張。公営企業金融公庫担当の麻生太郎総務相も地方自治体向け金融の廃止について「自治体の格差をどう考えるかが重要だ」と述べるなど、次々に異論が出た。
 小泉首相は、郵政民営化の経緯などを振り返りながら、「政府じゃないとできない、ではなく、民がどうやったらできるかを考え、案を出せ」と要求。各省庁の抵抗をねじ伏せる方針を明確に示した。【吉田慎一】
毎日新聞 2005年10月27日 22時13分 (最終更新時間 10月27日 23時15分)
[PR]

by thinkpod | 2005-10-28 05:50 | 政治経済


<< 「チャンチャラおかしい」 造反...      「おれにまかせろ」法律事務所―... >>